もう口にものを入れなくなった2歳2ヶ月のレミ、今日は目を離してる間に、ビー玉を使っておままごとしていて、ビー玉を飲んだ。
レミが隣の部屋でキャッっといつも聞かないタイプの声を上げ、すぐに「ビー玉、のんじゃった」とやってきた。
口の中には何もない。
誤飲の対応の講習会で習ったように、前かがみになるように抱いて背中を叩くと、大泣き。
子どもなりに何かまずいことをしたと思っていた上、バンバンやられたので体罰だと思われたようだ。
夕方だったので近所の小児科に駆け込み、見てもらう。
歩いて5分程度の場所、泣き続けるレミを抱いて急ぎ足。
きっと不安だろうからベビーカーに乗せるのはかわいそう。
まなてぃーも状況を察して、自分から靴を履きに玄関に走る。
病院についた頃には泣きやんだレミ。
でも舌を軽く出している。やっぱり何か詰まってる感じるのか?
レミなりに何か考えてるらしい。
「おみずは、飲むもの~」
「ビー玉は、食べるものじゃないね~」
とひたすら繰り返す。
分かってるなら食べないでよ。
先生は首をかしげる。
「ビー玉なんて子どもの細い食道通らないよ。ビー玉飲んだとこ見たわけじゃないんでしょ。子どもの自己申告でしょ。」という先生。
納得しない様子の私に「じゃ、レントゲンとりましょ。ガラスは映らないんだけどね。」
怖がって泣き叫ぶエミをレントゲン台に押さえつけ、撮影。
撮影直後、先生が「飲んでるわ。」
レントゲンを見ると、マンガのようにくっきりと丸い影が。

思わず笑ってしまったけれど、事態は深刻。
うまく下から出てくればいいけど、万一十二指腸にいくところの細いところに詰まったら、「閉塞」となる。
とりあえず様子を見るけど、出てこないとなると、内視鏡で取るか、切って取り出すか。
ガラスだから体の中で悪さはしないし、すぐに命に関わることでないのが慰め。
次回は木曜に再度レントゲンを取り、ビー玉がどこにあるか確かめる。
お願いだから、するっと出てきて。
ものすごい後悔。
年の割りにしっかりしてるとはいえ、まだ2歳。
ビー玉持たせるんじゃなかった。
不安になったら、とにかくお祈りするしかない。
教会の親しい人にもメールしてお祈りしてもらう。
帰ってからまなてぃーが靴下を履いてなかったことに気づいた。
まなてぃーは「靴の中にいっぱい砂が入ってて嫌だったの」とぼそっと言った。
嫌だったのに、文句も言わず病院に行ってくれたことに感謝だ。
まなてぃーとレミの話を総合すると、レミはおちょこ程度のおままごと用カップにビー玉を入れて、飲む真似をして、そのまま飲み込んでしまったらしい。
翌日、レミは普通にしている。
なんだか楽観的になっていたけれど、まなてぃーの幼稚園の送りのときにママ達に話すと、みんな顔色を変えて大きな病院で診てもらったほうがいい、と口をそろえる。
大きな病院は混んでるし、まなてぃーは午前保育だからお迎えに間に合わないし・・・、と考えていると、くぅみちゃんママが「間に合わなかったら預かってあげるから、行っておいで」と言ってくれた。
俄かに心配になって、大病院へ自転車を走らせる。
運良く、小児科は空いている。
先生は「胃に落ちたものは、下から出るから大丈夫だと思うけど」といいながらレントゲンを撮った。
レントゲンを何枚も撮って大丈夫かな?と不安に思う私の心を読むように、もっと枚数撮る子もいるから大丈夫、とおっしゃった。
看護婦さんは「子どもは真似と本当の区別がつかないからね。ちゃんと見てても起こりうる事故だから、自分を責めちゃだめよ」と言ってくださった。
ありがたいけど、確かに不注意。少しは反省せねば。
再び、レミには苦難の時間。
どうしてもレントゲン用のベッドが嫌らしい。
技師の方も一緒に押さえつけて前からと横からと、方向を変えて2枚。
先生によるとビー玉はもう十二指腸を超えて、大腸の右上を進行中だそう。
この2日間の間に出てくるでしょう、と笑っておっしゃった。
そして次の日。
いつも寝起きの悪いレミだけど、今日は朝風呂に入れても、すぐにまた眠ってしまう。
ぐったりしているので、もしやビー玉が悪さをしてるのか、と心配になり、再び近所の小児科へ。
レントゲンを撮るけれど、問題なく進行中。
今度はおなかの風邪を引いていた。
お薬をもらって一安心。
ビー玉を飲んでから4日目の夜、待望のビー玉が現れた。
本当によかった。
しかし出てきたばかりのビー玉で遊びたがるレミ。
洗う前なので渡さないでいると大泣き。
とりあえず綺麗に洗ったけれど、さて、このビー玉どうしよう。
レミのお腹を旅したビー玉、記念に撮っておこうかな。
後から聞いたら、もしビー玉が気管の方に行ってたら全身麻酔の上内視鏡で取り出すことになるけど、ビー玉は丸いからかなり難しいだろう、など、ぞくっとする話があった。
ビー玉は青色だったことが幸いしてレントゲンに映ったらしい。
こんな中にあっても、神様は恵みを下さる。
これからもまなてぃーとレミを守ってください。